滋賀県高島市マキノ町海津   

海津かいづ大崎の桜   

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撮影日:2015/04/12, (補正値:+2), F=13, 1/80秒, ISO=400, 焦点距離:f=32mm, (APS-C)

日本のさくら名所100選

 琵琶湖の北岸、海津湾の東に位置する海津大崎の桜。樹齢80年以上の老木から若木まで、約800本のソメイヨシノが植えられています。 『日本のさくら名所百選』に選ばれており、琵琶湖国定公園の中でも有数の景勝地になっています。 また、湖岸の桜並木の横には自然遊歩道「近江湖の辺(うみのべ)の道が整備されています。

見頃

 見頃は年によって異なりますが、大阪府下や京都市内の見頃より1週間程度後だと思います。 2015年、ここに来るちょうど1週間目に大阪の石川河川敷で満開の桜を撮影しました。

スポットの地図

アクセス

 大阪方面からだと名神高速道路もしくは第二京阪道路で京都方面に向かいます。 京都東ICから西大津バイパス、国道161号線を北上していく方法と、 京滋バイパス、名神高速道路から米原JCTで北陸道に入り木之元ICから回っていく方法の二通りがあります。

 休日の場合はどちらも渋滞覚悟でお出かけ下さい。ちなみに私は木之元IC経由で行きました。
 カーナビの設定は、JR湖西線のマキノ駅がいいと思います。 マキノ駅近くで臨時駐車場があればそこに駐車するのがいいと思います。 車で海津大崎まで行くこともできますが、一般車の駐車場はありませんので、 渋滞の中を通り抜けるだけになってしまいます。

 電車利用の場合は、JR湖西線でマキノ駅下車になります。
 マキノ駅からは、バスが出ています。また、レンタサイクルもあります。 徒歩でも、さほど遠くはありませんので、湖岸沿いのぶらぶら歩きもいのではないでしょうか。



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撮影日:2015/04/12, (補正値:+1), F=16, 1/60秒, ISO=250, 焦点距離:f=35mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, (補正値:+1), F=16, 1/80秒, ISO=400, 焦点距離:f=45mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:-1), F=18, 1/125秒, ISO=500, 焦点距離:f=76mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:+1), F=18, 1/60秒, ISO=320, 焦点距離:f=39mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, (補正値:+1), F=18, 1/200秒, ISO=1000, 焦点距離:f=142mm, (APS-C)

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撮影日:2017/02/11, 絞り優先, F=18, 1/125秒, ISO=2000, 焦点距離:f=80mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:+1), F=18, 1/125秒, ISO=1250, 焦点距離:f=76mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, オート, (補正値:+2/3), F=5, 1/60秒, ISO=200, 焦点距離:f=18mm,

上の写真の海津大崎の桜の説明の銘板に書かれているのは以下の文章です。

『海津大崎の桜並木は、1936年(昭和11年)6月に大崎トンネルが完成したのを記念してマキノ町の前身 である海津村が植樹したもので、満々と水をたたえる琵琶湖の青と東山連峰の緑の間を可憐なピンクの 花びらが帯状に伸びる景観は、奥琵琶湖に春の訪れを告げる代表的な風物詩である。
 例年4月中旬には、延長約4kmにわたって約600本のソメイヨシノ桜が今を盛りと咲き誇り、美しい花の トンネルを散策する多くの観光客でにぎわう。
 この桜並木の誕生は、海津村による植樹に先立つこと5年前、当時滋賀県高島地方事務所に道路補修を する修路作業員として勤めていた宗戸清七さん(当時37歳・百瀬村(現マキノ町)在住・故人)が作業の 合間に自費で購入した若木を植えたことに端を発する。
 宗戸さんは、当時未舗装の県道の改良や補修を日常業務とし、助手2人とリヤカーに土砂を積んで毎日 巡回し、くぼみに土砂を埋め、盛り上がっている場所を削って平にするという作業に携わっていた。 そんな重労働の疲れを癒やしてくれたのが、道から見える澄み切った琵琶湖と沖に浮かぶ竹生島の姿であった。 愛着のある道に何かを残したいと思った彼は、桜の並木があれば景色が華やかになると考え、 まったくの自力で桜を植えはじめたのである。
 3年後に若木が花をつけはじめると、村の青年団も協力しはじめた。彼の指示で団員がリヤカーで 水や土を運び、若木がしっかりと根付くよう丹精込めて植樹したのである。こうして、宗戸さんと 村の若者たちが植えた桜がしっかりと根を下ろしたことが、現在の桜並木をつくる大きなきっかけと なったのである。
 その後も、地元の人々や観光関係者たちがこの桜並木を大切に育て、たび重なる豪雪や崖崩れによる 被害の際にも黙々と補植し、守り続けた。
 時は移り、海津大崎の桜も還暦を過ぎ、樹勢もかつてのような勢いはなくなってきたが、マキノ町民の誇り とも言うべき桜並木は大切に守り育てられ、後世に引き継がれようとしている。
 1990年3月、財団法人日本さくらの会から「日本のさくら名所百選」に選ばれ、全国から注目されるに 至っている。
1997年3月  マキノ町』

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, F=16, 1/50秒, ISO=640, 焦点距離:f=32mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:+1), F=16, 1/160秒, ISO=800, 焦点距離:f=119mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:-1/3), F=16, 1/80秒, ISO=200, 焦点距離:f=300mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:+1), F=13, 1/100秒, ISO=400, 焦点距離:f=47mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:-1/3), F=16, 1/100秒, ISO=1250, 焦点距離:f=76mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:+4/3), F=16, 1/60秒, ISO=500, 焦点距離:f=42mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:+2), F=16, 1/30秒, ISO=250, 焦点距離:f=18mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:+1), F=16, 1/160秒, ISO=800, 焦点距離:f=90mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, F=18, 1/125秒, ISO=1250, 焦点距離:f=76mm, (APS-C)

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撮影日:2017/02/11, 絞り優先, (補正値:-1), F=18, 1/200秒, ISO=1600, 焦点距離:f=135mm, (APS-C)

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撮影日:2017/02/11, 絞り優先, (補正値:+1), F=18, 1/40秒, ISO=125, 焦点距離:f=18mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, F=18, 1/60秒, ISO=200, 焦点距離:f=39mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, F=18, 1/100秒, ISO=400, 焦点距離:f=63mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:+1), F=18, 1/50秒, ISO=500, 焦点距離:f=32mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:+1), F=18, 1/60秒, ISO=1000, 焦点距離:f=32mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, F=18, 1/50秒, ISO=400, 焦点距離:f=35mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, F=18, 1/125秒, ISO=2000, 焦点距離:f=80mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:+1), F=16, 1/60秒, ISO=1000, 焦点距離:f=32mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, オート, (補正値:+2/3), F=630, 1/250秒, ISO=640, 焦点距離:f=250mm,

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:-1/3), F=16, 1/40秒, ISO=200, 焦点距離:f=76mm, (APS-C)

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撮影日:2015/04/12, 絞り優先, (補正値:-4/3), F=16, 1/100秒, ISO=200, 焦点距離:f=56mm, (APS-C)

海津浜の石積と海津桜

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撮影日:2015/04/12, オート, F=710, 1/125秒, ISO=200, 焦点距離:f=18mm,

海津浜の石積

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撮影日:2015/04/12, オート, F=710, 1/125秒, ISO=200, 焦点距離:f=18mm,

海津浜の石積近くにあった上の写真の説明看板に書かれているのは以下の文章です。

『海津浜の石積
 元禄14年(1701)、甲府藩領高島郡の代官として赴任した西与一左衛門は、風波のたび宅地の被害が 甚だしいのを哀れんで、海津東浜の代官金丸又衛門と協議し幕府の許可を得て元禄16年(1703)に湖岸 浪除石垣を東浜668m(367間半)、西浜495m(272間)を築いた。この石積を普請した人々は 高島町の石垣村や打下の石屋などであったといわれている。
 このお陰で水害がなくなり地元村人たちがその業績を称えるため西浜連行寺境内に碑を建立した。』



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撮影日:2015/04/12, オート, (補正値:+2/3), F=710, 1/125秒, ISO=200, 焦点距離:f=18mm,

【駐車場】



 上の写真の場所は、2015年の桜の時期に駐車場(有料)になっていた場所です。海津大崎周辺には駐車場はありません。マキノ駅周辺の(無料・有料)(臨時)駐車場を利用することになります。 ここから海津大崎までは、徒歩15分程度です。自動車で桜並木を通り抜けることも出来ますが、大変な混雑です。駐車場に車を駐めて、ゆっくり歩いて楽しむ方がいいと思います。

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